趣味と仕事と、時々、オトン@上海駐在員

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【Kindle Unlimited】オススメのビジネス書籍&ビジネス小説 3選

Kindle Unlimitedでオススメのビジネス書籍&ビジネス小説を紹介します

 

今回は、読書サブスクサービスであるKindle Unlimitedで読めるオススメのビジネス書籍&ビジネス小説を紹介していきたいと思います。

 

①「PIXARピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」 ローレンス・レビー 他1名

 

いやー、面白い!ビジネス書としても小説としても非常に読み応えがある。逆にビジネス書として位置付けてしまうのがもったいない、トイストーリー好きな人、ニモが好きな人、小説好きな人、そんな人にも是非読んでもらいたい。きっとピクサー映画のエンドクレジットまで楽しめるようになるはず。これを読んだらトイストーリーがすごく見たくなりました。
あとがきにもあったが、スティーブ・ジョブズと近くで働いてきたからこそ見える世界を追体験できるのが素晴らしい。ピクサーの厳しい時代から華々しい成功までが生々しく書かれている。スティーブ・ジョブズはやっぱりアップルのイメージが強いが、この本を読むと彼のピクサーへの思いの変化の一端を垣間見ることができるはず。

 

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②「複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考」 木部 智之

 

2軸思考法という考え方は知らなかったが、何事も表で整理すると分かりやすくなる、頭の中が整理される、と漠然と思っていた。この本を読んでその漠然と考えていたことが体系的に整理整頓され、非常に頭の中がクリアになった。イラストも絶妙で、イラストがサマリーのような役割をしてくれるので頭にも残りやすい。本書の中でも書かれているが、プレゼン、部下とのコミュニケーション、出身大学での就活生への説明会(前にやったことあるが、やる前にこの本に出会いたかった!)といろいろな場面で使える思考法だ。また、PDCAがなぜ実際の業務で応用できないのか、といった疑問にも答えてくれる(この考え方も眼から鱗だった!)。最後の付録的な3タイプの2軸のさまざまな例も参考になる。

 

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③「Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学」 ケン・ シーガル 他2名

 

まず、特筆すべきはこの本がシンプルであることの重要性について、"分析"から読み解いているのではなく、筆者の"実体験"から説明してくれている点である。筆者が実際にスティージョブズと10年以上働いてきたからこそ、見えてきた真実が書いてある。スティージョブズの仕事っぷりを覗き見できるのが本当に面白い。彼が夜中に電話してきて何を語ったのか?、デザインエージェンシーへのブリーフィングをどのようにやっていたのか?、部下の持ってきたアイデアにどのように対応していたのか?、そんなビジネスにおける日常を垣間見れることがとても面白いし、一部小説を読んでいるのような気持ちで読むことができた(私が単にアップルを好きなこともあるが)。また、筆者はデルやIBMなどの仕事も手掛けているため、いわゆる"大企業"とアップルの仕事の違いなども事実ベースで説明してくれる。その中で、さまざまなキャンペーンについて触れてくれるので、是非YouTubeGoogleでそのキャンペーンが実際にどのようなものだったかをチェックしながら読み進めることをオススメしたい。mac vs pcキャンペーンのYouTubeなどは(恥ずかしながら)初めて見たが、今見ても面白い。

 

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今回は、おすすめのビジネス書籍を紹介しました。これらの本を読むと今やっている仕事へのやる気が湧いてくること間違いなし。是非読んでみてください!