趣味と仕事と、時々、オトン@上海駐在員

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【パワポテクニック】 アプリライクなプレゼンを作成する方法

今回は、アプリのように動くパワポを作成する方法を紹介していきます。

 

 

完成形はこんな感じにアプリのように動きます

下記が実際にパワポで作成したアプリライクなプレゼン資料です。

たったの5スライドで下記のようなプレゼンが完成します。

 

 

 <完成形のパワポイメージGIF動画>

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見て頂いてわかるように、タイトルページのアイコン(オブジェクト)をクリックすると、ページがおしゃれに遷移します。今回は、スポーツアイコンを4種類並べ、各スポーツをクリックすると、その説明ページに遷移するように作ってみました。

ページ遷移後、各ページ上部のアイコン(オブジェクト)をクリックすることで、ページ遷移することもできます。

最後に、右上のホームアイコンをクリックすると、再度タイトルページに戻ることができます。

 

 

<上記アプリライクなプレゼン資料で作ったスライドは全部で5枚>

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アプリライクなパワポの作り方

基本的に作るプレゼン資料は、タイトルページ(目次/アジェンダ)と説明ページ。このタイトルと説明ページにリンクを付けることでアプリのような操作感を実現します。

 

下記画像の通り作ってみてください。

 

<アプリライクなパワポの作り方>

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<詳しい説明>

  1. 説明ページ(中身ページ)を作成します
  2. タイトルページを作成、クリックすることができるオブジェクトを挿入します。サンプルでは「野球」「バスケ」などと書かれたオブジェクトのことです。
  3. タイトルページのオブジェクトを右クリックして、「リンクの編集」→「このドキュメント内」→該当のページを指定、します。これで、例えば「野球」と書かれたオブジェクトをタイトルページでクリックしたときに、「野球」の説明が書かれたページに遷移するようにします。
  4. 中身ページに、タイトルページで作成したオブジェクトをコピペします(タイトルページを除くすべてのページ)。そして、サイズと色を変更して、ページ上部に配置します。該当のオブジェクト以外をグレーに色変更するとより良いです。ここでテキストを変更してしまうと、この後のエフェクトがうまく動かなくなるので注意が必要です。また、既に各オブジェクトにはリンクがついている状態なので、こちらのオブジェクトをクリックすることで各ページに遷移します。
  5. 中身ページを選択して、「画面切替」タブから「変形」エフェクトを選択します。これで、おしゃれにページ遷移するようになります。
  6. 中身ページにホームアイコンを追加します。ホームアイコンを右クリックして、「リンクの編集」→「このドキュメント内」→タイトルページを指定、します。これでホームボタンを押したときにタイトルページに戻るようになります。

 

これで完成です。意外と簡単ですよね?

 

アプリライクなパワポを作るときのポイントは3つ

各オブジェクトに対してページリンクを付ける

基本的には、アプリのようにクリックさせるために全てのオブジェクトに対して、右クリックして、「リンクの編集」→「このドキュメント内」→該当のページを指定、をしていきます。そうすることで、アプリのようにクリックで移動できるようになります。

 

変形エフェクトによりおしゃれにページ遷移をさせる

「画面切替」タブの「変形」エフェクトを活用することで、ページ遷移時をおしゃれにすることができます。タイトルページで作成したオブジェクトをコピペで各ページに貼り付けることがポイントです。そのうえで、このオブジェクトの色とサイズ、位置を変更します。そして、「変形」エフェクトを加えることで、タイトルページから中身ページに遷移したときに、オブジェクトの変化差分を自動で検出して、おしゃれなエフェクトを加えてくれます。

 

変形エフェクトの説明は、下記リンクからも確認いただけます
markexperience.hatenablog.com

 

 

ホームアイコンでタイトルに戻らせる

こちらもアプリでよくあるアイコン。パワポに標準で搭載されているホーム画像(「挿入」タブから「アイコン」を選択)を追加して、そこに対して、右クリックで「リンクの編集」→「このドキュメント内」→タイトルページを指定、することでホームアイコンを配置することができます。

 

<3つのポイントまとめ>

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 パワポを保存するときのワンポイントアドバイス

せっかくアプリライクなプレゼンを作ったのに、実際にこのプレゼンを開いたときに編集画面からスタートするので、スライドショーを開始しなくてはいけなくてちょっと残念、と思った方もいるかもしれません。

そんな方は、パワポ資料を保存する際に「パワーポイントスライドショー(ppsx)」形式で保存することを試してみてください。

そうすることで、こちらのパワポを立ち上げたときに自動でスライドショーが開始されるので、本当にアプリのような操作感で使用することができます。

 

こんなシーンで便利

まずは何よりアプリライクな資料を無料で作成できることがポイント。実際にスマホアプリを作ろうと思うとかなりの金額がかかりますが、アプリライクプレゼンであれば、PowerPointさえ使えれば無料で作ることができます!

 

 

是非、アプリライクなパワポを作って、より便利なパワポライフをお送りください!

 

 

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