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【中国/上海赴任日記】中国入国手続き編(緊張の健康コード申請!)

 

※ここに記載の内容は2022年8月時点の情報で書いていますので、最新情報は中国大使館から入手してくださいね。あくまで参考までに。

 

ドキドキのPCR検査

中国入国まではいろいろなダンジョンをクリアしていくRPGが如くにいろいろな関門が待ち受けている。まずは、渡航直前の2回のPCR検査。PCR検査場の看護師さんと話したが、無症状での陽性が増加しているとのこと。怖い、怖い。なので、PCR検査結果を確認するのは、学生時代に先生からテストを返されて、テストの点数を確認するみたいにドキドキします。笑

そんなこともあって、私は中国フライトの2週間前からは飲み会は自粛、外出も必要最低限に抑えるようにしていた。海外赴任となると、やはり送別会や壮行会といった飲み会が多くなるが、そういった飲み会も2週間前までに実施してもらうようにお願いして、早めにやってもらう、大人数の場合にはオンラインにさせてもらうなどの対処を行った。

 

2回のPCR検査は、フライトの2日前に1回目、フライトの前日に2回目といった段取りとなる。どちらも当日に検査結果が出る。私の場合には1回目のPCR検査の結果は手渡しのみ、メールでの送付不可ということで、1日に2回そのクリニックに行くことになった。2回目にPCRを受けたクリニックは、メールでの送付可ということでメールでの受け取りを行った。結果の受け取り方法も事前に確認しておいたほうが良さそうだった。

 

大ボス、健康コード申請

2回のPCR検査結果を受け取ったら、ようやく健康コードの申請となる。健康コードの申請期限は搭乗するフライトによって異なるが、私の場合にはフライト前日の18:00までに入力が必要であった。

クリニックからの2回目PCR検査結果をメールで受領したのが13時ちょっと前くらい。クリニックでは16時頃に送付すると言っていたので、かなり早く送られてきてビックリ。そこから健康コードの申請に必要な項目を入力して申請したのが13時半。あとはドキドキしながら、画面を更新し続ける作業を続ける。申請をすると申請画面はオレンジ色になる。それが緑色になるとOK、赤色になると再申請となる。結局、私の場合には14時半には緑色になり、搭乗OKとなった。なんと約1時間で結果がでてきた。事前に聞いていた話では、色が変わるのが夜の22時頃ということもあると聞いていたのでこちらもビックリ。しかし、早くに健康コードが緑色になったことで安心して日本での最後のごはんを食べることができた。おいしかったー。

 

裏ボス、中国税出入国健康申告!

ということで、これで健康コードの申請はクリア。一番の大ボスを倒した気分。

しかし、これで安心してはいけない。裏ボス(ではないが)がいる。それが中国税出入国健康申告。こちらは写真のアップロードこそないが、健康コードと同じような項目を記載しなければならない。

ANAの記載案内が結構わかりやすいので、ぜひ参考に。

Online_Health_Declaration_ja.pdf (ana.co.jp)

 

ここでの落とし穴は1つ(私の場合)。直前2週間の滞在先を記載する欄があるのだが、フライト当日にならないと当日の滞在先を記入できない。例えば、7/3フライトであれば、6/19~7/3までの滞在先を記載しなければいけないのだが、前日だと6/19~7/2分までしか記載できない。どうもこれだとNGらしい。

なので、結局こちらの申請は当日の朝に行うことになった。フライトの朝は忙しいと思うので、余裕をもって朝起きて記入することをオススメします。ちなみに、健康コードも税関出入国健康申告もチェックインする際にチェックされます。特に、税関出入国健康申告は、上記のこともあって、その場で修正・記入する人が大勢います。結果、ここの確認をするところでめちゃめちゃ待たされます。事前に記載してきた人は、ただ待たされるので結構腹が立つ。笑

こちらの税関出入国健康申告は、中国入国後も使用することになるので、スクリーンショットを取っておくと良い。空港のスタッフからも言われますが。

 

余談ですが、健康コード申告をしていないでフライト当日を迎えている人がいて、空港スタッフにめちゃめちゃキレていました。「そんなの知らん、今日フライトなんだ!なんとかしろ!」と。いや、こればっかりは自己責任なんでどうにもならないと思いますが。結局どこかにスタッフとともに消えていきましたが、あの人は搭乗できたのだろうか・・・。皆さんもお気を付けください。

 

いよいよフライト!

この2つをクリアして、ようやくフライトに辿り着けます。

フライトで結構残念だった点を1点。お酒が飲めません。いろいろ申請して、ようやく搭乗して、「さぁ、酒でも飲むぞ!」と思っていた私だけにこれは残念でした。どうも中国の水際対策の一環としてこのような処置がとられている模様。ごはんもいつもより簡素。映画はいつも通り見れるけど、フライトの楽しみが半減した気分。空港でお酒を飲んでから来るのが良いかもしれません。あと、これは後述しますが、是非空港でペットボトルの飲み物を購入しておくとよいと思います。

 

 

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