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【Kindle Unlimited】 オススメの推理小説 & 刑事小説 3選

Kindle Unlimitedでオススメの推理小説&刑事小説を紹介します

 

今回は、読書サブスクサービスであるKindle Unlimitedで読めるオススメの推理小説&刑事小説を紹介していきたいと思います。

 

① 「配達赤ずきん 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)」 大崎梢

書店で起こる事件を書店員が解き明かしていく日常ミステリ。書店員の日常、常連客とのやりとりなど、謎解き以外の部分では心温めてくれるストーリーが非常に多い。家族の愛、恋愛、そんな要素もふんだんに盛り込まれており、時折"有川浩さんの小説を読んでいるような錯覚に陥るような要素もある。そんな中でも話にやってはヒヤリとさせられるような謎が仕込まれており、それがスッキリ解き明かされていくのは気持ちいい。読後感はどの話も最高で、少し寒くなってきたころや、疲れているときに読むと最高の一冊。

 

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②「金色天化 (新潟文楽工房)」 ヤマダ マコト 他1名

「天下」という秘術を中心に、自殺者急増の謎を追うミステリ。SF要素あり、アクション要素ありで、全体としてはライトノベルのような読み口である。心情描写、風景描写が細かく入っており、心動かされることが多い。ミステリとしてだけでなく、恋愛要素、兄弟愛、家族愛とてんこ盛り。本格推理小説とは間違いなく一線を画し、SF要素も入るため、そういったものが苦手な方は読むのをやめておいたほうが良いかもしれないが雑食系ミステリ好きの人には是非おすすめの一冊。

 

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③「警視庁公安J」 鈴峯紅也

特異な経歴を持つ小日向警視を主人公として、4人だけの公安分室には面白いメンバーが揃う。前半では小日向警視とその分室メンバー3人の出会い、関係が築かれるまでの話が差し込まれている。人間味に溢れ、各々の感情が感じ取れてウルッとくるような話だ。そこから公安として、陰謀を巡る情報戦が展開される。人が救われていくスッキリ感、情報戦、銃撃・爆弾などのハードボイルドな一面、どんでん返し、と1冊でいろいろな楽しみ方ができる。警視小説としてだけでなく楽しめるので、是非本好きには読んでほしい1冊。

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是非、お休みの日などの息抜きに読んでみてはいかがでしょうか?

次回は、ビジネス小説を紹介していきたいと思います。