趣味と仕事と、時々、オトン@上海駐在員

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【中国/上海赴任日記】隔離ホテルでの生活編

 

隔離ホテルの部屋の中はキレイ

※隔離ホテルは人により異なるので、あくまで私は宿泊した隔離ホテルの話です。

海外出張には何度も行っていますが、隔離ホテルは他の国で宿泊するホテルと大差なく、とてもキレイです。ベッドはツイン。仕事スペースとなるデスクもあり、TVもあります。浴槽はないですが、ガラス張りのシャワールーム、外にトイレというレイアウト。仕事をしながら過ごす分には全く問題ないです。

 

隔離ホテルのルール

これは多分ホテルによって違いますが、参考に。

  • 毎日9時と12時に体温を測ること(ホテルスタッフが部屋まで来てくれていました)
  • 7時と12時と18時にドアの前に食事が置かれる
  • 19時~19時半の間にドアの前にゴミ出しをすること(ゴミ袋が配られます)
  • 配達をしてもらうことはできるが、12時と18時の食事と一緒にドアの前に置かれるために、リアルタイムには配達してくれない

 

隔離中に一番の衝撃的だったのは、ホテル側は水やトイレットペーパー含めて最初に備え付けてあるもの以外は追加でくれないということ。ルールには「隔離ホテル側は個人の日々必要となるものは提供しないので、不都合がないように事前に準備をしておくこと」と記載されています。いや、隔離ホテル入ってからルールを聞かされるのに、どうやって事前に準備せいっちゅうねん!と突っ込みたくなりますよね。水やトイレットペーパーもネットで買って自己調達する必要があるみたいです。ネット使えないとこりゃリアルに危ないですね。

 

隔離ホテルの食事は如何に!?

(私個人の見解ですが)美味しいか、美味しくないかで問われれば、美味しくないと答えますね。ただ、毎食ごはんの他に3~4品入っていて、うち1品はそこそこ美味い、もう1品は食べられる、残りは我慢すれば食べられる、そんなレベルでした。そういう意味でも日本から慣れ親しんだ食料を持ってきておくとGOOD。あんまり美味しくないなー、というときにピンチヒッターとして持ってきた食事を食べられると安心します。10日間のうち、7日目以降あたりから本気でお弁当に飽きてきます。

 

そうは言ってもトラブルいろいろ

部屋がキレイだからと言ってトラブルがないかというとそんなことは全くありません。まず冷蔵庫が動かない。これは困った。ということで、WeChatで連絡、応答なし・・・ということでフロントに電話。フロントは中国語しか喋れない・・・事前にググっておいた「冷蔵庫が動かない!」という中国語を喋ると理解してくれたらしく、折り返す、と。折り返しがくると、なんと!「冷蔵庫はどの部屋もうまく動きません」と何とも中国らしい回答。これは諦めるしかないか・・・ということで10日間冷たいものが食べられない、飲めないことが決定。これは辛い・・・

宿泊2日目には突然部屋の電気が消えるというアクシデント。こちらもフロントに電話。つたない中国語で内容を伝えて、何となく相手の言っていることを理解して、部屋のドアあたりを探索。ブレーカーを発見。何とか自力で解決できて良かった。ちょっとでも中国語が分かって、自力解決できたことで中国語の自信にもなった。ということで、トラブルも前向きに捉える。えらいぞ、自分。笑

 

日本から持ってくると隔離期間便利なものたち

まずは体温計。隔離ホテル側から配られるのは水銀の体温計。説明には、口の中で測定する場合には3~5分。脇の下で測定する場合には8~10分とあります。そんなに待てない・・・ということで、私は日本から体温計を持ってきていたので助かりました。お守りだと思って、1つ体温計を持っていくことをおすすめします。

 

 

電源タップ。隔離中は、仕事用パソコン、プライベートパソコン、携帯充電、タブレット充電、ワイヤレスイヤホンの充電と意外と電気を使います。ただ、デスク回り、ベッド周りの電源は限りがあるので、電源タップを持ってきていてよかったです。

 

ポータブルウォシュレット。これは人にもよりますが、私は持ってきてよかったものランキング堂々の1位に入るくらい良かった。そもそもトイレットペーパーも潤沢ではない中で、ウォシュレットは重要。TOTOのを買っていきましたが、自宅のウォシュレットとそん色なく、しっかりとした働きを見せてくれました。

 

 

お菓子と日本食。私はお菓子に歌舞伎揚を持ってきましたが最強でした。バクバク食っちゃう。何より落ち着く。結局日本人はお煎餅が落ち着くようです。意外とチョコとか、ポテチみたいなのはネットで買えるので、お煎餅とか持ってくるとよいかも。あとは、日清から出ている「お椀で食べる」シリーズもGOOD。

 

 

食器類。食器類も持参するとよいです。上述した「お椀で食べる」シリーズを食べるためのお椀や、コーヒーを飲むためのコップなどがあるとよいと思います。あとは、意外と食器を洗ったあとに食器を乾かすための布?もあるとよいです。私はドラッグストアで買ってからきました。ケトルは部屋にあるので、粉末のコーヒーを持ってきて、毎日朝はホットコーヒーから1日をスタートしていました。やっぱり日本での習慣をそのまま中国でもできるとホッとします。

 

ナイフ。毎食と言っていいほどフルーツが出てきます。だいたい梨?みたいなのか、林檎でした。しかし、皮をむくものはない。なので、そのまま齧り付くしかない。私は十徳ナイフを持ってきていたので、それで皮をむいて美味しくいただきました。栄養をとるうえでもフルーツは食べたほうが良いかな、と思うので、是非ナイフを持ってくるとよいです。手荷物だと取り上げられるので、預入荷物として持ってくるのが吉。

 

ということで、日本からいろいろと持ってきて、快適な隔離ホテルライフを送りましょう!

 

Enjoy China Life!!